黒人青年が母から言われた「16のやってはいけないこと」が、黒人にとって警察がどれほど脅威かを教えてくれる18歳の黒人男性キャメロン・ウェルチさんがTikTokに投稿した動画が、大きな反響を呼んでいる。ウェルチさんがシェアしたのは、「母が作ってくれた若い黒人が従うべき暗黙のルール」だ。・手をポケットに入れてはいけない・パーカーのフードをかぶってはいけない
・シャツを着ないまま、外に出てはいけない
・一緒にいる相手がどんな人か確認する。たとえ路上で会った人でも
・遅い時間まで外で出歩かない
・買わないものを触らない
・たとえガム一つだったとしても、何かを買ったらレシートかレジ袋なしで店を出てはいけない
・誰かと言い争いをしているように見せてはいけない
・身分証明書なしに外に出てはいけない
・タンクトップを着て運転してはいけない
・ドゥーラグ(頭に巻く、スカーフのような布)をつけたまま運転してはいけない
・タンクトップ、もしくはドゥーラグを巻いて出かけたりしてはいけない
・大きな音楽をかけて車に乗ってはいけない
・白人の女性をじっと見てはいけない
・警察に職務質問されたら、反論してはいけない。協力的でありなさい
・警察に車を停止させられたら、ダッシュボードに両手を乗せて、運転免許証と登録証を出してもいいか尋ねなさい
このリストを、11歳になるまでに覚えたという。「今この時に、声を上げなければいけないと思った。だから動画を投稿した」と語った。また別の動画で、黒人男性ならではのエピソードを語っている。それは、友人と別れ際に交わす言葉だ。多くの人は友人と別れる時に「またね」と言うだろうが、自たちは「またね」ではなく「安全にね」と言うとウェルチさんは説明する。「黒人の男の人は全員、『今日、安全に家に帰りつけるか』という気持ちを持っているんです。それを変えたい」と、ウェルチさんは動画で語っている。詳細↓