「日本のテレワークを阻むのは、ローテクじゃなくて考え方だ」

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「在宅」で通信量急増 ネット接続、遅延懸念も 広がるテレワーク、遠隔授業
ネット接続サービス大手NTTコミュニケーションズ(東京)によると、4月6~10日の平日5日間の日中通信量は、自宅でパソコンを使う勤務や動画配信サイト視聴の拡大を背景に2月中旬までと比べ最大40%増えた。広報担当者は「現在の倍以上の通信量に耐えられるインフラを備えている」と強調するが、既に在宅勤務の導入企業側や動画配信といったサービス運営側の回線混雑などから、一部で接続遅延が起きている。
企業も対応を急いでおり、中外製薬ではテレワークなど外部から社内システムに接続する際の回線数を2倍の5000に増やした。セブン―イレブン・ジャパンも回線を増強。
総務省は「現状でも通信量のピークは夜間で、昼間を中心とした通信量の増加には十分耐えられる」と分析。ただ、企業や大学、家庭の通信環境によっては速度低下などが懸念され、大学関係者は「勉学の機会を確保するため、十分な対策を講じていきたい」と話している。
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