首相、布マスク配布は「合理的」 野党の対応遅れ指摘に反論安倍晋三首相は14日の衆院本会議で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、布製マスク2枚を全世帯配布する政府方針に関し「急激に拡大しているマスク需要に対応する上で非常に有効だ。理にかなった方策だ」と述べた。続く↓首相「理にかなう」 466億円で布マスク配る意義強調「布製マスクは使い捨てではなく、再利用可能であり、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で非常に有効。理にかなった方策と考えている」と述べた。野党統一会派の柚木道義氏(無所属)が「マスクの全戸配送に466億円も国民の税金を使うより、医療、休業補償、現金給付に回すべきではないか」とただしたのに対し、答えた。柚木氏は政府の対策について、「対応が遅れた点を率直に国民におわびするべきではないか」とも聞いたが、首相は「客観的事実として評価する限りにおいて、諸外国と比しても、我が国の対応が遅かったとの指摘は当たらない」と反論した。