ブラジル大統領の発言に世界がドン引き【コロナ】

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ブラジル大統領ロックダウンを拒否「どうせ誰もがいつかは死ぬ」
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスは「ちょっとした風邪」にすぎないと一蹴し、国民に働いて経済を動かし続けるよう呼びかけている。ロックダウン(都市封鎖)にも反対で、自らの支持者に対してその理由をこう言った。
「私たちはみな、どうせ死ぬのだ」
「ウイルスは存在する。私たちはそれに立ち向かわなくてはならない。男らしく戦おう。子どものようにふるまうのはやめよう!」
「派手に恐怖心を煽り、イタリアでどんなに死者が出ているかを大きく報じる。パニックを広げるためにメディアが使う常套手段だ」
「60%から70%の国民が感染することでブラジルに免疫がつく」

テレビ演説でも「新型コロナウイルスはまもなく終息する」と断言。それと同時に、小規模事業者は営業を再開し、貧困層が仕事に戻れるようにしてほしいと呼びかけた。「私たちは生活を続けていかなくてはならない。雇用を維持すべきだ」

アメリカのドナルド・トランプ大統領とよく並べて語られるボルソナロは3月29日、全国規模の隔離を命じるよう求める州知事たちとの何週間にも及ぶ論争を跳ね返し、パンデミック軽視の姿勢をますます鮮明にした。ブラジル保健省の発表では、同国における新型コロナウイルスの感染者数は4661人、関連死者数は165人だ。それでもボルソナロは、3月15日に支持者たちと会った際、握手で挨拶を交わしていた。最近では、他国で行われている外出制限等に触れ、「大量監禁」だと批判した。
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「日本には期待しかない♡」富士フイルム、アビガンの治験開始【対コロナ】

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富士フ、アビガン治験開始へ 新型コロナで、増産も
富士フイルムホールディングスが、新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、新型コロナウイルス治療のための臨床試験(治験)を近く始めることが分かった。増産も進める。
感染拡大が深刻化している状況を踏まえ、治験後は早期に承認される可能性がある。生産能力拡大のため他社への生産委託も検討している。
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