「時間かけ過ぎ」バスでの集団性的暴行殺人、男4人の死刑執行【印】

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インドのバス性的暴行殺人、男4人の絞首刑執行 事件から7年
インドの首都ニューデリーでバスに乗車した23歳の女子学生が集団から性的暴行され殺害された事件で、当局は20日、市内の刑務所で死刑囚の男4人の絞首刑を執行した。
事件は12年12月16日の午後8時半ごろに発生。映画鑑賞を終えた被害者が交際相手の男性と一緒にバスで帰宅の途に就いたところ、走行中の車内で男らが2人の持ち物を盗んだ上、女性をバス後部に連れていき集団で性的暴行、鉄の棒で殴打もした。男性も服をはぎ取られ暴行を受け、床に押さえ付けられた。
その後男らは裸の被害者を走行中のバスの前方ドアから放り投げひこうとした。被害者の服でバス内を清掃し、服は焼却処分した。携帯電話や腕時計、靴は「戦利品」として仲間内で分配した。
事件発生後間もなく、警察は容疑者の男6人を逮捕。最年長のバスの運転手(34)は起訴後に刑務所内で自殺した。家族は自殺ではなく殺害されたと主張している。
最年少の容疑者は当時17歳で、少年院で3年の禁錮刑に服し、15年に釈放された。
性的暴行被害の通報が多い一方で、インドでは死刑の執行はまれだ。
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