コロナ生還者「大丈夫、パニックにならないで」←「いや油断は禁物」

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「パニックにならないで」 陽性判定も回復の米女性、新型コロナを語る
パニックにならないで。でも、高リスクの人たちのことを考えて、体調が悪いと感じたら外出しないで──
エリザベス・シュナイダーさん(37)が住む米ワシントン州の最大都市シアトルは、世界的に流行している新型コロナウイルスによる感染症で、米国で最も多くの死者が出ている。シュナイダーさんは「みんなが少しでも希望を持ってくれれば」との思いから、11日のAFPのインタビューで自らの体験を語ってくれた。
「もちろん、のんきに構えていればいいという話ではない。高齢者、基礎疾患のある人はたくさんいるから」もし体調が悪いなと感じたら、そういう高リスクの人たちに自分が近づかないよう、「細心の注意を払って外出を控えるべき」
「朝起きたら、倦怠(けんたい)感があった。でも、その前の週はずっとものすごく忙しかったし、仕事に行かなくちゃと思って起きたときにいつも感じるだるさと変わらなかった」
しかし昼前には頭痛が始まり、熱も出て、体のあちこちが痛くなった。
半休をとって家に帰ることにした。
しばらく寝て起きてみると、大変な高熱になっていた。測ってみると、39.4度もあった。「その頃にはもう震えが止まらなくなっていて、悪寒もし、手足がヒリヒリと痛んだ。それでちょっと不安になった」
シュナイダーさんは薬局へ行ってインフルエンザの薬をもらった。熱は数日のうちに下がり始めた。
2、3日してから、友人のフェイスブックの投稿で、同じパーティーの出席者の中に似た症状が出た人たちがいたことを知り、怪しく思い始めた。
検査の結果、新型コロナウイルス感染症で陽性反応が出たと告げられた。
検査結果が出たころには、シュナイダーさんの症状はすでに治まっていた。
「命に別条があるほどの症状でなければ家にいて、薬局で買える薬とたくさんの水を飲んで、よく休むこと。見たかったテレビ番組の一気見とかしていれば治る」
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