100万枚のマスクを日本に。ジャック・マー氏 「かつて助けてくれた友が困難に…」
中国の電子商取引最大手・アリババグループの創始者、ジャック・マー(馬雲)氏は3月2日、自身の基金などを通じて日本に向けて100万枚のマスクを送ると発表した。マー氏はかつて日本から防護服などの支援物資が送られたことに触れ、「かつて全力で助けてくれた友が、我々と同じ困難に直面している。我々は何をすべきかを知っている」と理由を綴った。マー氏はこれまでに日本から多くの支援物資が送られたことに触れ「私たちがもっとも物資を欠いていた時、日本の二階俊博(自民党幹事長)さんと多くの友人が一緒になって防護服を送ってくれた。感動、感謝、感恩」と綴った。メッセージの後半には、困難をともに背負うという意味の「青山一道、同担風雨」という漢詩も添えられた。これは日本からかつて送られた支援物資の入った箱に「山川異域、風月同天(住む場所は違ってもつながっている)」などの漢詩が添えられ、中国人の間で話題になったことが元にあると思われる。マー氏はメッセージを「今回の困難は我々の想像よりも厳しいものかもしれない。けれども多くのことを教えてくれた。何を諦め、何を尊び、何を永遠に記憶にとどめるかということだ。青山一道、同担風雨。全てが良くなることを信じよう」と結んだ。(ハフィントンポスト)
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