「もう怖がらない。うつる時はうつるし」【新型肺炎】

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「不要不急の集まり避けて」 新型肺炎対策めぐる厚労相と専門家会議座長の記者会見
政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が16日に開催した初会合を受け、加藤勝信厚生労働相と専門家会議座長の脇田隆字・国立感染症研究所所長が行った記者会見。
加藤厚労相「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は、当初の予定の1時間を超える、大変熱心に議論をいただいた。会議では、特に臨床の現場にいる方々から、患者がどうなっているのかという話があった。国内の発生状況をどう考えていくべきなのか。重症化予防も含めて、今後の戦略のポイントがどこにあるのか。先を見越したフェーズ(局面)ごとの具体的な対応を提示していく必要性がある。医療機関間で症例の共有化を図っていくなど医療現場の対応力を高めていく必要がある。PCR検査(遺伝子診断法)については弾力的な対応を図るべきではないか。また、受診の目安がどうあるべきかについて熱心に議論をいただいた。

--今は流行状態ではないのか

脇田氏「感染の早期であるという、そういう認識だ」

--国内の現状は流行ではないが市中感染しているという認識か

加藤氏「今日は、今回の新型(コロナ)ウイルスの特徴などの議論をしていただいた。現場では、これから患者が増えていくのではないだろうかということを感覚として持っておられるという話があった。先ほど、これから増加することが想定されるんで、そういう面に対する対応をしっかりとっていく必要があるという認識をお示しいただいた。

--クルーズ船の感染者は355人になった。なぜこれほど患者が増えたのか。現時点でわかっている見解は

脇田氏「クルーズ船についてそれほど議論したということではない。現在のクルーズ船の感染状況、もうひとつ屋台船関連の感染状況をみると、かなり密集した状況で感染者がいると、非常に感染が広がりやすいのではないかというようなことは推定をしている。なぜクルーズ船でそれほど広がったかということは、さらにデータを詳しく調査する必要がある。まさに現在も調査をしているということなので、そこは現時点であまり推定で申し上げるのは控えたい」

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