百貨店、春節の免税売上が大幅減 新型肺炎で外国人客減る
大手百貨店4社の春節(旧正月)期間中の免税売上高が、前年の春節と比べ全てで減少したことが3日分かった。4社中3社は2桁のマイナス。中国を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大で訪日外国人客が減ったことが響いた。百貨店の免税売上高は2月に入っても減少が続いており、影響長期化が懸念される。
今年の春節期間に当たる1月24~30日の免税売上高を前年の春節(2月4~10日)と比較した。そごう・西武は約15%減、高島屋は14.7%減、三越伊勢丹ホールディングス(HD)は約10%減、J・フロントリテイリングの運営する大丸松坂屋百貨店は約5%減少した。
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