2020年1月21日 | 海外の反応まとめアンテナリーダー

ヘンリー王子夫妻、英王室が離脱認める経済的自立へ
英王室はヘンリー王子とメーガン妃が王室メンバーから外れると発表した。2020年春以降は公務に就かず、王族への敬称である「ロイヤルハイネス」の称号を失う。王位継承順位6位の王子が自らの意思で王室を抜けて経済的な自立を目指す異例の事態となった。エリザベス女王は、英王室の18日の発表と合わせて出された声明で「より独立した生活を望むとの意思を支持する」と表明した。ヘンリー夫妻はエリザベス女王を頂点とする王族ではなくなるが、「サセックス公爵」という爵位は残る。
その知名度を生かし、講演などの活動が私的にできるようになる。夫妻が称号を返上し王室を去ることについて「（夫妻に）何も残さなかった」など王室が突き放したとの見方もある。現在父チャールズ皇太子のコーンウォール公領の収入が分け与えられており、現地報道によるとこうした支援は当面は続くという。警備にかかる費用をどうするかについて、王室は「コメントしない」とした。公費でまかなわれた英国の住居の改修費について、夫妻は240万ポンド（約3億3千万円）を返還するという。(日本経済新聞)

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