ローマ法王がタイでミサ、性労働者や人身売買被害者の尊重訴え
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は21日、訪問先のタイの首都バンコクの国立競技場で大規模ミサを行い、売×がまん延する同地における性労働者や人身売買の被害者を尊重するよう訴えた。
「売×や人身売買の犠牲となり、最も重要な人間としての尊厳を傷つけられている社会的弱者の子どもと女性」を支援することの大切さを強調。
さらに、薬物常用者や移民、「搾取されている罪人や忘れ去られた貧困者」にも言及し、「彼ら全員が私たち家族の一員だ。彼らは私たちの母であり、兄弟であり、姉妹だ。地域社会は、彼らの顔、傷痕、笑顔、人生から目を背けないように」と呼び掛けた。
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