ローマ教皇、被爆地で核廃絶訴え 大量破壊兵器の保有を非難
ローマ・カトリック教会の頂点に立つ教皇(法王)フランシスコ(82)は24日午前、被爆地の長崎を訪れ、核兵器を含む大量破壊兵器の保有は「平和と安定の望みへの答えではない」と非難、核廃絶の必要性を訴えた。同日午後には広島も訪問。教皇の被爆地訪問は、故ヨハネ・パウロ2世以来、38年ぶりで史上2度目。
教皇は就任以来、核廃絶を繰り返し主張。各地で紛争が続く現状に憂慮を示し、広島と長崎の被爆の歴史から「人類は何も学んでいない」と指摘してきた。
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