福島原発事故処理水 政府、韓国ら各大使館に「安全性」説明
政府は21日、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含む処理水の状況に関し、東京の各国大使館を対象とした説明会を外務省で開いた。韓国大使館の2人を含め、18カ国・地域の19人が出席した。
福島第1原発のトリチウム(総量860兆ベクレル)を1年で全て海に放出した場合も、被曝線量は年間0・052~0・62マイクロシーベルトと、自然放射線による年間被曝線量2100マイクロシーベルトと比較して「十分に小さい」ことを示す資料を配布した。
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sankei
日: 2019年11月23日
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ローマ法王、訪日で袴田死刑囚と会見へ
バチカン・ニュースが16日、明らかにしたところによると、23日から26日のフランシスコ法王の訪日中、東京で元プロボクサーの袴田巌死刑囚(83)と会見する予定だ。同死刑囚は1966年、静岡県清水市で起きた強盗犯人放火事件(死者4人)の犯人として死刑判決を受け、45年間以上、東京拘置所に収監拘束されてきた。死刑囚として世界で最長収監拘束記録としてギネスブックに一時記載されたほどだ。
同死刑囚は2014年、DNA鑑定で犯人ではないことが判明して死刑執行が停止され、釈放されたが、再審はこれまで拒否されているから、死刑囚の立場は変わらない。ただし、バチカン側は元死刑囚と呼んでいる。
フランシスコ法王は死刑制廃止を主張し、昨年8月、カトリック教義を修正し、「如何なる状況でも死刑は道徳的に許容できない」と表明してきた。
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