ノーベル平和賞候補の環境少女とプーチン氏の応酬が話題
学校を休んで地球温暖化対策を訴えてきたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)とロシアのプーチン大統領の応酬が話題になっている。
プーチン氏は2日にモスクワで開催されたエネルギーフォーラムに出席した際、「がっかりされるかもしれないが、グレタさんの発言に感動する人たちに共感はしない」と話した。「誰も彼女に世界の複雑さや多様性を教えなかったのだろう」と指摘し、「途上国に太陽光発電を強要するとコストの問題はどうなるのか」などと訴えた。その上で、グレタさんを「優しくて誠実な女の子だが、情報に乏しい」と批判した。
それに対し、グレタさんはすぐさま反応。自身のツイッターのプロフィルに「優しいが情報に乏しいティーンエージャー」と表記し、プーチン氏の発言を揶揄した。
欧米メディアは、グレタさんの行動について「プーチン氏にやり返した」「まねをしてからかった」などと報じている。グレタさんは2日、ツイッターで「(気候変動の影響は)現在の最善で、利用可能な科学によって証明されている」と持論を述べた。
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