ファーストクラスに行きたいと暴れる自閉症の男の子
客室乗務員と乗客の愛に溢れたもてなしにSNS上で感動の嵐米国テキサス州在住のロリ・ガブリエルさんは8月、自閉症を患っている4歳の息子のブライセン君と一緒に、ユナイテッド航空の飛行機で、サンディエゴからヒューストンに飛び立とうとしていた。普段は飛行機が大好きなブライセン君だが、この日はパニック発作を起こしてしまった。ブライセン君は離陸前から座席のシートベルトを外して床の上に座り、ファーストクラスに行きたいと暴れていた。
ロリさんは、ブライセン君を膝の上に座らせ、何とか離陸。そして、シートベルトのランプが消えると、客室乗務員はブライセン君を床の上に座らせた。ブライセン君は興奮している時、振動が心地よい刺激になるようだ。
この状況を察した客室乗務員の配慮により、ブライセン君はファーストクラスに移動することに。するとブライセン君は他の乗客の座席を蹴りだしてしまった。ロリさんは即座に謝罪したが、その乗客は「気にしていないよ」と返事し、ブライセン君に自己紹介をしてハイタッチした。
ファーストクラスの乗客はブライセン君に名前を聞いたり、スマホで写真を見せたり、好きな時に座らせたり、誰もが親切な対応をしたという。さらに客室乗務員は、常に手助けをしてくれたとのこと。
ロリさんは、このフライトでの出来事をFacebookに投稿。3000件もの「いいね」を集め、多くの感動のコメントが寄せられた。
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