20年前から日本の収集家の家に飾られていた1000年前のカンボジアの骨董85点が東南アジアの国立博物館に返還されたことが海外で話題を集めています。カンボジアでは70年代の内戦で略奪された骨董品を回収するためことに力を入れており、自発的に返還することにした日本人の高桑史子氏を文化芸術省長官が称賛しました。コレクションは高桑氏が生前の夫と日本で買い集めたもので、家の飾ったものを眺めるのが好きだったものの元々はカンボジアの物であることを知っており、亡き夫も返還も望んでいたため今回の出来事が実現しました。85点の骨董には仏像、ヒンドゥー教のシヴァ神の像、瓶、陶器、宝石などが含まれていて西暦800年頃から14世紀後半のものまであったそうです。
引用:JapanToday、Facebook、Facebook②、Facebook③