韓国への輸出規制「第1弾」を発動 半導体材料3品目
政府は4日午前0時、韓国への輸出規制強化策の「第1弾」を発動した。半導体などの材料3品目を対象に、輸出許可の手続きを厳密にする。韓国のメーカーが材料不足で半導体などを十分つくれなくなれば、これらを使う日本を含む家電メーカーのスマートフォンなどの製造も滞り、世界経済に影響する恐れもある。
3品目は、スマートフォンやテレビなどの画面に使う「フッ化ポリイミド」、半導体基板に塗る感光材の「レジスト」、半導体洗浄に使う「フッ化水素」だ。いずれも世界全体に占める日本の生産シェアが高い。
政府は規制強化策の「第2弾」として、輸出先として信頼できる国として指定する「ホワイト国」(現在27カ国)から、韓国を外す手続きに着手している。早ければ8月中旬にも外す見通しだ。
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