着陸後も爆睡し続けた乗客、暗闇の機内に取り残される【最終便】

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エア・カナダの女性客、目覚めたら真っ暗 寒い機内に深夜まで放置
カナダ・ケベックシティ発トロント行きのエア・カナダで今月9日、飛行中に眠りに落ちた女性客が着陸から数時間後、真っ暗で誰もいない機内で目覚めるという出来事があった。
機内に取り残されたのは、ティファニー・アダムス氏。アダムス氏によると、目が覚めた時はシートベルトをしたままで、機内は凍えるほど寒かった。機体は停止した状態だったという。
アダムス氏は、友人のディアナ・デール氏に電話をかけ、居場所を伝えることができた。電話をかけてから1分も経たないうちに携帯電話の充電は切れた。機体は停止していたため、充電はできなかった。
助けを待つ間、アダムス氏はコックピット内で見つけた懐中電灯を使い、外部の注意を引こうと試みた。最終的に、乗客の荷物の運搬担当者によって発見された。
アダムス氏は、エア・カナダが用意したリムジンとホテルを拒否し、一刻も早く帰宅したいと訴えた。航空会社の担当者は、調査の一環として同氏に2度電話をかけ、謝罪してきたという。
この出来事以降、「夜驚症(夜中にパニックを起す睡眠障害)を繰り返している」とアダムス氏は主張している。
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