米ハーヴァード大、銃乱射を助かった高校生の合格取り消し 差別発言が理由かアメリカ・フロリダ州の高校で昨年あった銃乱射事件に遭遇し、アメリカの名門ハーヴァード大学に合格したカイル・カシャヴ氏(18)が17日、過去の人種差別発言が原因で合格を取り消されたとツイッターで訴え、議論を呼んでいる。
カシャヴ氏は昨年2月、生徒・教職員計17人が死亡したフロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で銃乱射事件に遭遇。事件後、銃規制を求めた在校生が多いなか、銃を所有する権利を守るよう訴え、注目を浴びた。
今年5月に同校を卒業し、今秋ハーヴァード大学に入学することが決まっていた。
ところが、銃乱射事件前の16歳のときにメールやスカイプ、グーグルのドキュメントなどに書き込んだという激しく人種差別的なコメントのスクリーンショットを、同級生たちがインターネットで公開。これを米誌ニューヨーカーが取り上げるなどして、話題となった。
カシャヴ氏の書き込みのスクリーンショットを公開した同級生のアリアナ・アリさんは、ニューヨーカーに対して、「彼が目立てば目立つほど、その偽善が不愉快だった」と話した。
脅迫や中傷表現問題となったコメントは、ユダヤ人に対する脅迫や、アフリカ系アメリカ人についての人種差別的な放送禁止用語の中傷表現が含まれていたとされる。
同大学は2017年にも、人種差別的なメッセージをフェイスブックのグループ内でシェアした10人について、合格を取り消したという。
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