イランの攻撃か、アメリカの謀略か。
最新情報からテロ専門家が読み解く「真犯人の可能性」
オマーン湾イラン沖でのタンカー攻撃事件(6月13日)で、アメリカとイランの主張が真っ向から対立している。アメリカは最初から「イラン犯行説」を主張。対するイランは事実無根を主張し、アメリカの敵対的な態度を激しく非難している。
各国の報道も「誰の犯行か」については見方が分かれている。主観的な「意見」も多いので、本稿執筆時点で判明している情報をベースに、ファクトを検証し、考えられる可能性を分析してみたい。
- 犯人はいまだ「不明」
- 犯行現場は「イラン沖合」
- 「吸着水雷」がタンカーに仕掛けられていた
- 「革命防衛隊」が不発の吸着水雷を回収
- 革命防衛隊が「米軍無人機を対空ミサイル攻撃」
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タンカー運航会社の社長、攻撃は「機雷ではない」
タンカーを運航する海運会社「国華産業」は14日、東京都千代田区の本社で記者会見し、タンカーは飛来物で攻撃を受けた可能性が高いとの見解を示した。
タンカーは13日、何者かによる攻撃を2回にわたって受けた。同社の説明では、2回目の攻撃の際、複数の乗組員が飛来物を目撃。それによって船体に穴が開いたとの報告を受けたという。堅田豊社長は「(攻撃は)機雷ではない」と述べた。
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yomiuri