弱小相手に大勝→大はしゃぎの米国チームに非難殺到【女子W杯】

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歴史的大勝で大はしゃぎ、米国代表に批判の声「品格ない」 女子W杯
11日に行われた女子サッカーW杯フランス大会のグループFの試合で、前回女王の米国は13-0でタイに圧勝して連覇に向けて幸先の良いスタートを切ったが、歴史的な大勝に喜びを爆発させたことに対して12日に批判の声が上がった。
仏ランスのスタジアムに1万8000人以上の観客が集まる中、米国は後半に10得点を挙げるなどし、2007年大会でドイツがアルゼンチン戦で記録した11-0を上回ってW杯における最大点差での勝利を手にした。また、米国としては7-0がW杯における最大点差での勝利だったが、今回のスコアはその記録も更新した。
試合が一方的な展開となる中で、大量得点に大はしゃぎしていた米国選手に対しては、誰もが好意的というわけではなかった。
カナダ代表に選出された実績を持ち、今大会中は同国のスポーツ専門テレビ局TSNで解説を務めているケイリン・カイルは放送中に、「一カナダ人として、私たちだったらあのような振る舞いをしようなんて絶対に考えない。あれは敬意を欠いているし、みっともない」と語った。
カイルはその後ソーシャルメディアで、自身のコメントに対する殺しの脅迫を受けたと明かしたものの、米国選手のセレブレーションに関して、「度が過ぎていて、敬意を欠いている」との見解を繰り返した。
ツイッター上では、「UglyAmericans(見苦しい米国人)」のハッシュタグがつけられるなど、米国選手のはしゃぎ方を批判する声が多く上がっており、「性別にかかわらず、品格がない勝者は負けを認めない敗者よりたちが悪い」とのツイートも見られた。
米国がもっと手加減し、世界34位のタイを完膚なきまでにたたきのめすべきでなかったとする声に対し、チームを率いるジル・エリス(Jill Ellis)監督は、「これは世界大会であり、全チームが素晴らしい戦いぶりでここまでたどり着いた。対戦相手に敬意を払うなら本気でプレーすること」と反論した。
一方、意気消沈していたタイの指揮官は、大敗の言い訳をすることなく、「相手が強かったと受け入れる」と述べた。
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