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北朝鮮で拘束後死亡の米学生の母、圧力維持を訴え 拉致被害者家族も同調
北朝鮮で拘束中に拷問を受けたとされ、昏睡状態で釈放された後に死亡した米大学生オットー・ワームビアさんの母シンディさんは3日、米首都ワシントンで行われた北朝鮮による日本人拉致被害者の家族との会合に出席した際、北朝鮮を「地球のがん」と呼び、現在の圧力を緩めないよう求めた。
シンディさんは、ドナルド・トランプ米大統領の対北朝鮮外交に反対はしないと述べる一方、先行きへの懸念を表明。「私にとって北朝鮮は地球のがんだ。私たちが無視したら、このがんが消え去ることはない。全員が死ぬことになる」と主張した。
シンディさんはオットーさんについて「女の子たち皆が一目ぼれするほど美形だった息子が、怪物のような見た目になっていた」と説明。「もう息子は目が見えなくなっていたから分からないが、その瞳には絶対的な恐怖があった。悪魔を見たような恐怖だ。息子は実際に悪魔を見た。悪魔と共にいたのだ」と語った。
シンディさんに同席した拉致被害者の横田めぐみさんの弟、拓也さんは、安倍晋三首相が拉致問題を引き続き追及することを確信していると表明。米当局者と今週会った際にも拉致問題に焦点を当てるよう求めたと明らかにした。
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