日: 2019年5月20日

中絶に断固反対のトランプ氏、レ×プと近親相姦など「3つは例外」
米南部アラバマ州など多くの州で妊娠中絶を規制する法成立が相次いでいることを受け、ドナルド・トランプ大統領は18日、自身は「妊娠中絶に断固反対だ」と言明した上で、レ×プや近親相姦で妊娠した場合は例外との見解を示した。
トランプ氏は18日、ツイッターへの投稿で「国民の多くは知っているだろうが、知りたがっている人たちのために言う。私は中絶には断固反対だ」と述べた上で、「ただし、3つの例外がある」と付け加え、レ×プ、近親相姦による妊娠と、母体に生命の危険が及ぶ場合の3つは中絶禁止の例外とした。次期大統領選を来年に控え、大きな争点となる中絶問題に関する自身の立場を明確にする狙いだ。
大仰な物言いで知られ、2度の離婚歴がある富豪のトランプ氏は2016年の大統領選で、中絶反対派を連邦最高裁判事に指名すると公約に掲げてキリスト教福音派の票を獲得した。
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アラバマ州「一切の中絶は禁止な。乱暴された場合も。手術した医師は99年の禁固刑」