鉱山ダムの決壊事故で新たな映像 死者110人に達す
ブラジルの鉱山で先月25日に起きたダムの決壊でこれまでに110人の死亡が確認されています。事故直後の映像が公開され、濁流が町をのみ込んでいく様子が映っています。
決壊直後のダムを捉えた映像では、山の麓が突然陥没し、大量の土砂などが平地に向かって流れ出していきます。濁流はゆっくり下流の町に広がり、逃げようとする車にも襲い掛かります。ダムの決壊は発生から1週間余りが経過し、これまでに110人の死亡が確認され、238人が行方不明になっています。ダムが決壊した原因は明らかになっていませんが、地元メディアは決壊の後、下流の住民に警告がなかったことなど、安全管理の問題を指摘しています。また、有害物質も下流に流出したとみられ、深刻な環境汚染を引き起こす懸念も出ています。
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