英「残り僅かな人生をかけ、日本からの謝罪を求める元慰安婦」

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タイムリミット迫る!韓国の元慰安婦女性が英メディアに解決を訴え
2018年11月25日、韓国・ノーカットニュースは、英メディアの元慰安婦女性へのインタビューの様子を報じた。記事によると、英ロイター通信は22日「South Korea’s surviving ‘comfort women’ spend final years seeking atonement from Japan」との見出しで、(生存者が)残り少ない慰安婦問題について報じた。

ロイター通信は「1910年から45年までの日本植民地時代に3万人から20万人の韓国人女性が性奴隷として強制動員された」という歴史学者の意見を掲載している。また「生存する元慰安婦女性はわずか27人」として韓国の元慰安婦女性・李容洙(イ・ヨンス)さんの人生を紹介し、「証言できるうちになんとか日本からの公式的な謝罪、法的な賠償を受けようと頑張る姿に切迫した気持ちが感じられる」と伝えた。さらに問題解決のため精力的に活動してきた元慰安婦女性・金福童(キム・ボクトン)さんについては「がんで数カ月しか生きられない状態であるため、インタビューができなかった」とし、今年に入ってから生存者が6人死亡したことを伝えている。

そのほか65年の日韓基本条約で「賠償問題が解決した」という日本の主張や、朴槿恵(パク・クネ)政権下で行われた2015年の日韓合意について「元慰安婦女性らの要求を満たせなかった」という結論を出し、それに対し日本が「韓国政府が両国関係を脅かしている」と抗議したにもかかわらず、韓国が同合意により作られた財団の解散を宣言したことにも触れている。李容洙さんはインタビューで「1992年から私は日本に真の謝罪を要求してきた」と訴え、「真正性に欠けた日本からの支援で作られた財団を、文在寅(ムン・ジェイン)政権が解散してくれた」と語った。また最後は「日本人が犯した残酷な犯罪の生存者らは、日々この世を去っている。安倍首相はきっとうれしくて踊っていることだろう。日本は謝罪して真実を語り、法的な賠償をしなければならない」との言葉で締めくくったという。

これを受け、韓国のネット上では「ロイター通信、ありがとう。日本は韓国のことは無視するけど、欧米メディアのことは怖がっている」「生きているうちに謝罪・賠償して。みんな亡くなってしまったら、どんな謝罪も賠償も意味のない永遠に『縫合不可能な傷』になってしまう」「朴槿恵元大統領とその政権がまいたごみを今の政権が片づけている。歴史は彼らの売国を記憶し続けるだろう」など、慰安婦問題解決を願う声が目立つ。ただ一部からは「世界に慰安婦問題を認めてほしいなら、李容洙さんを出すのはやめて。彼女のせいで慰安婦問題がばかにされてしまう」「李容洙さんの証言は何か信ぴょう性に欠ける」と指摘する声も上がっている。
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