中国、潜水艦弾道ミサイル実験「射程9千キロ」
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストは21日、中国海軍が新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「JL(巨浪)3」の発射実験を11月下旬に渤海湾で行ったと報じた。軍の事情に詳しい情報筋が明らかにしたという。
報道によると、JL3の射程は約9000キロ・メートルで、従来のJL2から2000キロ・メートル延び、情報筋は「世界のどの標的にも到達できる射程だ」と述べた。
JL3は次世代原子力潜水艦への搭載を念頭に置いたもので、北京の軍事専門家は「JL3の攻撃能力が高まれば、軍事、外交、経済分野での中国の交渉力が向上する」と述べた。
yahoo