「日本の領海が狭まってしまう危機に!」

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道北の猿払沖、島が消えた? 日本の領海狭まる可能性も
測量などで宗谷管内猿払村沖にあることが確認されていた「エサンベ鼻北小島(はなきたこじま)」が最近、確認できなくなっているという情報が、地元住民らから第1管区海上保安本部(小樽)に寄せられていたことが明らかになった。1管本部は「波や流氷による浸食で消失した可能性がある」とみて、調査を行う予定だ。国連海洋法条約では、島は高潮時にも水没しないと定義されており、島が消滅していた場合は、日本の領海が狭まることになる。
同島は、猿払村沖約500メートルに位置するとされていた。領海の範囲を決める基点となる離島について、日本への帰属を明確にしようと、2014年に国が名前を付けた158の無人島の一つだ。
1管本部によると、同島は1987年に測量され、当時、高さは平均海面から1・4メートルあった。これを基に海図や国土地理院の地図にも記されているという。
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