“バンクシー”絵画の仕掛けか 落札後に切り刻む
世界的なアーティスト「バンクシー」が描いた絵画のオークションで、落札直後、額縁の仕掛けが動き出し、ばらばらになる出来事がありました。誰が何のためにやったのでしょうか。
匿名で活動するバンクシーは、政治的メッセージの強いストリートアートで知られています。キャンバスに描かれた代表作の一つ「赤い風船に手を伸ばす少女」のオークションが5日、ロンドンで行われ、約100万ポンド、1億5000万円で落札されました。しかしその直後、額縁に仕込まれたシュレッダーによって、絵はずたずたに切り刻まれてしまいました。会場が騒然とするなか、オークションスタッフが無残な姿になった絵画を額縁ごと撤去していきました。この出来事の後、バンクシーはインスタグラムに「行け、行け、行っちゃった」と投稿しました。オークションを主催したサザビーズも「バンクシーに一杯食わされたようだ」とコメントしています。今回のオークションでの出来事もバンクシーによるアートの一環とみられていて、さらに値がつり上がるとする専門家もいます。
yahoo
月: 2018年10月
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