レギンスやヨガパンツで登校禁止は性差別? 米国で議論 ウィスコンシン州のケノーシャ統一学区は、レギンスやヨガパンツ、肩がむき出しになるトップスなどを着て登校することを禁止しているが、生徒や保護者の抗議を受けて今年春、女子のレギンス着用を許可した。
しかし米自由人権協会によると、レギンスは今でも禁止されており、今年の夏には女子生徒1人が2度帰宅させられたという。
一方で、男子生徒はスウェットパンツなどを許可されているので、女子だけにレギンスなどを禁止するのは、性差別に当たるという意見もある。
地元テレビ局TMJ4のニュース・サイトが掲載した学区の服装規定によると、太ももの少なくとも真ん中まで長さがあれば、レギンスとヨガパンツは認められる。
しかしACLUウィスコンシン支部の弁護士アスマ・カドリ・キーラー氏は地元メディアに対し、一部の学校職員が古い規則をいまだに徹底させようとしていると話した。
レギンスと肩出しスタイルは禁止という服装上の理由だけで、丸一日授業を受けられない女子生徒もいると話した。
同学区のターニャ・ルーダー広報担当は11日に声明を発表し、服装規定が「文字の上でも実施においても公平」なものになるよう、学校側が「適切に対応置している」と述べた。
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