米空軍と海軍、トップガン続編巡り「応酬」 T・クルーズの投稿受け米俳優トム・クルーズさんは5月31日、名作映画「トップガン」の続編制作を記念する写真をインターネット上に投稿した。これを受けてツイッターでは、米空軍と海軍による陽気な応酬が繰り広げられ、話題を呼んでいる。
空軍と海軍の「対決」の発端となったのは、クルーズさん演じる海軍のパイロット、「マーベリック」ことピート・ミッチェルが自らの航空機を見つめる写真だ。この航空機はFA18「スーパーホーネット」とみられ、写真の上には「Feel The Need」の文言がかぶせられている。
これを受け米空軍の公式アカウントは、マーベリックの乗る海軍機は空軍のF15「ストライクイーグル」に劣っていると主張。「マーベリックが本当にスピードを求めているなら、我々のF15Eストライクイーグルに乗り込むことも可能だ!」とし、最高速度は時速約3000キロに達すると指摘した。
一方、海軍は「覚えておきな、2番手に与えられるポイントはないぜ」と応酬。これはトップガンに登場する有名なセリフへのオマージュだ。
これに対し、空軍も負けじとF15の空中戦能力を強調した。F15が空中戦で無敗の戦績を誇っていることに触れ、「F15が『2番手』だって。スコアボードを見てみろよ!」とやり返している。
トップガンの続編をめぐっては3年前、制作会社スカイダンス・プロダクションズのデイビッド・エリソン最高経営責任者(CEO)が、プロジェクトが進行中であることを明らかにしていた。今回のクルーズ氏の投稿や、海・空軍間の応酬により改めて話題を呼んだ格好だ。
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