【女人禁制論議】新潟の闘牛場「これからはOKで・・・」

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新潟・長岡の闘牛場、女性の立ち入りOKに 会員増加で
新潟県長岡市の山古志地域などに伝わる「牛の角突き」で、山古志闘牛会がこれまで認めていなかった闘牛場への女性の立ち入りを解禁した。4日の初場所では、女性オーナー(牛持ち)が牛を連れて場内を巡る「引き回し」が初めて行われた。
牛の角突きは五穀豊穣(ほうじょう)などを願う神事で、国の重要無形民俗文化財。取組後に牛持ちが引き回しをするが、女性は入れなかった。
女性第1号となったのは、3年前に牛持ちになった神戸市の旅行業、荒木有希さん(44)。勢子(せこ)に促され引き綱を握った。「大相撲でも無理に女性が(土俵に)上がる必要はないと思っていたので、自分がうれしくなるとは思っていなかった。でも、うれしかった。不思議だった」
方針変更のきっかけは女性会員の増加だ。長岡市の介護職員、森山明子さん(39)は2年前に牛持ちになった。休みのたび世話に通い、闘牛ファンを集めた「女子部」を作るなど、普及にも努める。松井富栄会長(36)は「森山さんの姿を見て、女性という理由で闘牛場に入れないのはおかしいのでは、という声が出てきた。大相撲とは関係ありません」。
森山さんは4日の総会で解禁が決まると「勇気のある、覚悟のある決断をしていただき、本当にうれしく思います」と涙ながらに述べた。
yahoo

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