アルマーニ導入の小学校、シャネルやエルメスにも打診
今春から、イタリアのブランド「アルマーニ」がデザインを監修した標準服を導入する東京都中央区立泰明小学校(銀座)の和田利次校長(62)が9日、記者会見し、「理解してもらえるよう説明を進める。方針を変える考えはない」と述べた。国会で値段の高さが取り上げられたが、和田校長は「(基本一式なら)本校の保護者であれば何とか出せるんじゃないか、と思っている」と語った。
同校は銀座で創立140年の歴史があり、和田校長は「銀座にあるブランドの力を借りるのも、学校らしさに含まれてよいのでは」と新標準服を発案。3年ほど前から百貨店に相談し、銀座に店を構えるバーバリーやシャネル、エルメスなど、他の海外ブランドにも問い合わせたが、前向きな回答を得られたのはアルマーニだけだったという。
昨年11月上旬に詳細な価格を提示された時は「安くはないな」と思ったというが、「アルマーニ」であることや素材の良質さなどから価格交渉は「ほぼしなかった」という。決定の経緯については「私が一人でやってきた」と述べ、「関係者の合意を得ながら進めていけばよかったかなと思う」とも語った。
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yahoo尾木ママ、アルマーニ制服を導入の泰明小校長に「貧しい精神構造だと思う」
教育評論家の尾木直樹氏(71)が9日、TBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)の電話取材に応じ、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」の標準服を今春の新1年生から導入する東京・中央区立泰明小学校について「公立であれば税金の公金を使っているわけですから、地元の地域の一般的な意向を集約するのというのは当たり前だと思うんです。貧しい方、絶対に来られないですよね泰明小学校に。選べないんですよ。自らハードルを高くして来れないようにするっていうのはいかがなものでしょうね」と断じた。
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