テニス界の重鎮ビリー ジーン・キングが差別的な発言をするマーガレット・コートを批判
アリーナの名称変更を求めるオーストラリア・メルボルンを訪れているビリー ジーン・キング(アメリカ)は12日に記者会見をした際、「全豪オープン」のメインコートのひとつ、マーガレット・コート・アリーナの名称変更を希望すると発言し、各メディアで大きく報じられた。
その発端は、マーガレット・コート(オーストラリア)がかねてから発言している「レズビアン、ゲイ、バイセクシャルならびにトランスジェンダーの人々に関する異議」について言及したもので、「最近、彼女が私たちのコミュニティを、私は同性愛者ですから、つまり、LGBTIQコミュニティを傷つけるようなことをあれほど口にするまでは、何も問題ありませんでした」という。
テニス界における平等と多様性を追求した第一人者であるキングは、グランドスラムのシングルスを24回制したコートのテニス界への貢献を称えて、マーガレット・コート・アリーナの命名について当時は支持していたのだという。しかし、「彼女の発言は本当に私の心に深く入り込んだもの。個人的にはこれ以上、彼女の名前がスタジアムにあるべきとは思いません」と語った。さらに、もし自分が今も現役だとしても、マーガレット・コート・アリーナではプレーをすることはないだろうと、痛烈に批判している。
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