「パンツなしで地下鉄に乗ろう」 世界各地で開催
ズボンを着用せずに地下鉄に乗る毎年恒例のイベント「No Pants Subway Ride(パンツなしで地下鉄に乗ろう)」が7日、世界各地で開催され、イベント参加者らの姿に苦笑したりあぜんとしたりする乗客らの姿が見られた。
エルサレムでは気温10度の中、およそ20人の男女が身をこわばらせながら市中心部のヤッファ通りにある路面電車の停留所に集まり、ヘルツルの丘行きの電車に20分間乗車した。
イベントに参加した男性は匿名でAFPの取材に応じ、「このイベントの目的は単純に楽しみ、他の人に向けて何か変わったことをすること。つまり、電車に乗ったらいきなりズボンをはいていない人と乗り合わせ、何か変わったことが起きるというようなことだ」と話した。
同じく匿名を条件に取材に応じた人によれば、複数の友人が、ズボンを脱ぐことでユダヤ教とイスラム教の衝突を招きやすいエルサレムに混乱をもたらすのではないかと懸念しているという。「しかし毎年、そういった懸念は間違いだと証明される」「笑うつもりではなかったのに笑ってしまう人びとに毎年出会う」と話す。
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