NASA「火星の隕石の”生命痕”、勘違いだったっぽい」

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火星の隕石やはり生命痕、NASAが新証拠
13年前、火星に生命が存在したかどうかの論争に火をつけた隕石(いんせき)には、 やはり生命の痕跡があるとする新証拠を米航空宇宙局(NASA)が30日、発表した。NASAジョンソン宇宙センターの研究チームが、最新の電子顕微鏡で隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析し直した結果、 熱や衝撃でたまたま生成されたものではなく、ある種の細菌が体内で作り出したと考える方が妥当と判断した。ALH84001と名づけられた隕石は、1600万年前に火星から飛び出し、1万3000年前に南極に落下した。
今回、南極で1984年に発見された40億年前の岩石について、ワシントンD..C.のカーネギー科学研究所は、「実際には炭素が豊富な化合物と塩水が長期間、岩の上を流れた結果だったようだ」としている。

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