「京大卒」「独身」「日本人」はウソ “精子提供”男性は中国籍
妊娠・出産までした女性が怒りの提訴原告である都内に住む30代の女性は、夫との間に第1子をもうけたが、出産後、夫に遺伝性の難病の疑いがあることが判明したという。そこで、女性は、ツイッターなどを通じて、「精子ドナー=精子提供者」を探し、15人程度とダイレクトメールで接触。その中の5人とは、直接会って、面談までしたという。
女性は、最終候補として、1人の男性を選んだ。この男性のSNSのアカウントには、身長・体重・血液型に加えて「20代」「大手金融機関に勤務」「国立大卒」など詳細な自己紹介が記載されていた。さらにメッセージのやりとりの中で出身大学を尋ねた際、男性は「京都です」と答えたという。その後、最も妊娠しやすい日を狙って性交におよぶ“タイミング法”を、およそ10回に渡って試みた結果、2019年、女性は妊娠したという。当初は、赤ちゃんができたことを素直に喜んでいた女性だが、状況は一変することになる。
女性が信じていた「京大卒」「独身」「日本人」という精子提供者の経歴は、全てウソだと判明したのだ。この男性は、実は、中国籍で、京大とは別の国立大学を卒業していて、さらには既婚者だった。詳細↓