ロシアが北方領土に経済特区 プーチン氏「交渉停滞の責任は日本に」ロシアのプーチン大統領は3日、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉について「ボールは日本側にある」と述べた。北方領土の返還交渉は安倍前政権が2島返還にかじを切り決着を目指した。ロシアが態度を硬化させて停滞したが、日本の責任を主張し、妥協する考えがないことを強調した形だ。クリル諸島(北方領土と千島列島のロシア側呼称)に経済特区を設け、内外の進出企業に課税を免除する案を発表。プーチン氏は「我々からは一度も対話を拒否したことはない」と述べ、歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言の有効性を確認。しかし、安倍晋三前首相と同宣言を基礎とする交渉で合意したのに「その後、日本側が条件を強めた」とし、交渉が「終わりのないプロセス」になったと批判した。詳細↓