日本防衛相「中国の脅威…防衛費1%の枠にこだわらず増やす」日本政府が対中国牽制や宇宙・サイバー対応力強化などのために、防衛費増額に本格的に乗り出す意向を示した。これまで日本政府の暗黙的な防衛費増額の上限だった「国内総生産(GDP)比1%ルール」にこだわらない方針だと述べた。GNP・GDP比1%を超えるのは極めてまれだった。日本政府が最近9年間、防衛費総額を増やし続けても「1%ルール」を維持したのも、日本国民の心理的な抵抗線がそれだけ高いためと解釈される。特にことしの防衛費の場合、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の影響で、昨年比0.5%増(5兆3422億円)に留まった。岸防衛相は「(敵基地攻撃能力は)日本にミサイルを撃ち込もうとしている相手にやめた方がいいと思わせる能力を意味する」とし「抑止力をいかに高めていくか、政府内でまだ協議・検討している」と述べた。続けて、「ミサイルを撃つ側の能力が技術の進歩で変わっている」とし「米国とは、まず日本としてどういう形をつくっていけるか検討を継続していきたい」と付け加えた。詳細↓