「新星の大逆転劇に世界が唖然」【NCAA対抗リレー】 milesplit 大学対抗リレーでアンカー大爆走 驚きの逆転劇に「まるで“ワンダーウーマン”」(米) 米ミシガン大学の室内競技場で今月16日、招待選手のみで行われる陸上競技会が開催された。同大学の1年生、ザイヤ・ホールマンさん(18)は4×400メートルリレーのアンカーを務め、勝利に大きく貢献した。 このリレーはオハイオ大学、インディアナ大学、そしてザイヤさんが所属するミシガン大学の3チーム対抗で行われた。ザイヤさんがバトンを受け取った時は最下位で、一番近いオハイオ大学の走者と25メートルも離されてしまっており勝利は絶望的だった。 しかしザイヤさんがバトンを受けて走り出すと、オハイオ大学の選手との距離を詰め、トラックを1周した時点で追い抜いた。そのまま最終ラップに突入するも、トップを走るインディアナ大学の選手は速くなかなか距離が縮まらない。それでも必死に走り続けたザイヤさんは残り半分ほどの距離となると、ラストスパートで前を走る選手との距離を一気に縮めた。最後のコーナーで追い付き、ゴール前の直線コースでインディアナ大学の選手を抜き去り、トップでゴールテープを切った。 ザイヤさんは高校生の時、すでに頭角を現していた。20歳以下の選手が対象のパンアメリカンジュニア陸上競技選手権大会「Pan American U20 championships」で4×400メートルリレーの代表選手として参加した際には、当時の世界記録を更新。さらに高校の卒業年次には同種目にてアメリカ国内で5位、ワシントンD.C.で1位を記録するなど様々な快挙を達成していた。 yahoo 続きを読む