日本の印象「よくない」7割超、昨年から急増 日韓調査日韓ともに、互いの印象がよくないのは歴史問題に要因――。日本のNPO法人「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」が両国で実施した世論調査の結果から、そんな国民感情が浮かび上がった。元徴用工問題などの影響が大きいとみられる。韓国の日本に対する印象は、「よくない」が70%を超え、昨年比で急増した。調査は2013年から毎年実施され、今年は9月上旬から10月初めにかけて両国で約1千人ずつの回答を得た。15日発表の調査結果によると、日本で韓国の印象を「よい」と答えたのは25・9%、「よくない」は46・3%で、昨年と大きな変化はなかった。一方、韓国では「よい」が12・3%にとどまり、「よくない」が71・6%で昨年の49・9%から大幅に増えた。日本では「(韓国が)歴史問題で批判し続けるから」が55・7%と半数を占める一方、韓国では61・3%が「(日本が)歴史について正しく反省していない」と回答。歴史認識の違いが顕著となった。詳細↓