英政府に関税コスト補償を要求 トヨタや日産、EU交渉決裂時トヨタ自動車や日産自動車など英国に工場を構える自動車各社が英政府に、欧州連合(EU)との間で年末までに自由貿易協定(FTA)を結べなかった場合、新たに生じる関税コストの補償などを求めていることが5日分かった。
英EUは貿易交渉が難航。激変緩和のための移行期間が終わる年末までの妥結が難しくなっており、年明け以降は乗用車などに関税が課される恐れが強まっている。自動車各社としては、圧力をかけることで交渉を年内で確実にまとめるよう促す狙いもありそうだ。