ロシア研究グループ開発の新型コロナワクチンロシアで新型コロナウイルスのワクチンを開発している研究グループは、正式に承認されたワクチン「スプートニクV」に関して、免疫の役割を担う「抗体」の値の上昇を確認するとともに、健康への深刻な影響は見られなかったとする報告をイギリスの医学雑誌に掲載しました。試験は18歳から60歳の76人を対象に実施し、安全性と接種を受けたあとの抗体の値の変化を調べました。その結果、およそ半数の人に接種から42日以内に頭痛や発熱の症状が出ましたが、深刻な健康への影響は報告されなかったとしています。またワクチンを2回、接種した40人全員で新型コロナウイルスの働きを弱める「中和抗体」が作られたことを確認し、抗体の値は自然に感染した人より高かったと報告しています。詳細↓