韓国を「重要な隣国」と表現の日本、台湾には「極めて重要なパートナー」
韓国に対して「重要な隣国」という表現を3年ぶりに復活させた日本政府の今年の外交青書が、台湾を「極めて重要なパートナーであり、大切な友人」と表現した。
安倍晋三首相が再執権(2012年12月)する前の2012年版の外交青書は台湾を「重要な地域」と表現していた。しかし安倍首相の執権後の2013年版では「重要なパートナー」に変わり、2015年から「基本的価値を共有」「大切な友人」などの表現が追加された。昨年は「自由、 民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有する重要なパートナーであり、大切な友人」とした表現が、今年は「極めて重要なパートナーであり、大切な友人」に格上げされたのだ。
安倍首相と自民党のこうした態度には、中国との激しい対立の中で台湾の重要性を強調する米国のトランプ政権に歩調を合わせようという意図が込められているとみられる。
日本で「安倍政権の友軍」と呼ばれる産経新聞は20日、「悪化した日韓関係の改善に向けた具体的な動きがない中で、前向きな表現は韓国側の誤解を招きかねない」と批判した。
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