中国、「食用可」のリスト公表 野生動物食べる「悪習」根絶へ中国メディアによると、中国の農業農村省は9日までに、飼育して食用にすることが可能な動物のリストを公表した。リスト上の動物であっても野生種を食べることは禁じる。中国政府は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、ウイルスを媒介する野生動物を食べる「悪習」の根絶を掲げており、対策を具体化させる。農業農村省が、食用のほか皮や毛の調達、酪農で活用できる動物を定めた。豚、牛、鶏、ラクダやウサギのほか、ガチョウ、七面鳥なども指定した。数種のシカ、アルパカ、ホロホロチョウやキジも挙げた。犬は一部地域で食用にもされているが、リストに含めなかった。