「世界で最も住みやすい都市」ランキング発表 日本の都市も上位に
英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がこのほど発表した「2018年世界で最も住みやすい都市ランキング」で、オーストリアの首都ウィーンが1位となった。前年まで7年連続で首位だったオーストラリアのメルボルンは2位に転落した。
調査は世界140都市について、政治的安定性、社会的安定性、犯罪、教育、健康医療制度の利用しやすさなどの項目を評価し、順位付けする。
調査では英マンチェスターが欧州の都市で最も順位を上げ、前年度から16位上昇して35位タイとなった。
調査の対極にある「住みにくさ」ランキングでは、戦争で荒廃しているシリアのダマスカスが最も住みにくい都市にランク付けされた。バングラデシュのダッカ、ナイジェリアのラゴスもダマスカスに僅差となっている。2018年版 世界で最も住みやすい都市ベスト10
1位 ウィーン(オーストリア)
2位 メルボルン(オーストラリア)
3位 大阪(日本)
4位 カルガリー(カナダ)
5位 シドニー(オーストラリア)
6位 バンクーバー(カナダ)
7位 東京(日本)
8位 トロント(カナダ)
9位 コペンハーゲン(デンマーク)
10位 アデレード(オーストラリア)
2018年版 世界で最も住みにくい都市ワースト10
1位 ダマスカス(シリア)
2位 ダッカ(バングラデシュ)
3位 ラゴス(ナイジェリア)
4位 カラチ(パキスタン)
5位 ポートモレスビー(パプアニューギニア)
6位 ハラレ(ジンバブエ)
7位 トリポリ(リビア)
8位 ドゥアラ(カメルーン)
9位 アルジェ(アルジェリア)
10位 ダカール(セネガル)