日本時間28日に行われた敵地ロッキーズ戦において、
57盗塁目をマークし、イチロー氏が保持していた、
日本人記録を更新した大谷翔平選手。
27日の試合でも過去に18人しか達成していない、
400塁打という大記録にも到達するなど、
最終盤でも快進撃が続いています。
今季の活躍を受け、米高級紙「ワシントン・ポスト」は、
「ベイブ(・ルース)、ウィリー(・メイズ)、すまない、
大谷が史上最高のベースボールプレイヤーだ」
と題した記事を掲載しました。
記事では今季の素晴らしい成績を伝えた上で、
「世界一可愛い犬」の飼い主でもあると紹介。
さらに、過去の偉大なスラッガーたちも、
ピッチャーとして登板する事はなかったと指摘。
「ベーブ・ルース!」という声が聞こえてきそうだが、
それでもルースも盗塁はしなかったし、
当時は日本人選手などとの対戦もなかったため、
大谷選手に分があるとしています。
その後記事は、大谷選手の人間性にも言及。
打席、一塁、マウンドなど、どこかに到着すると、
捕手、球審、ベースコーチ、バットボーイなど、
近くにいる人なら誰にでも挨拶をし、
落ちているゴミを拾うことも取り上げられています。
その上で、「奥州の誇り」であり、
「フレンドリーなゴジラ」であり、
「地球上で最も偉大なアスリート」であると称賛。
「いつか大谷選手がMVP、サイ・ヤング賞、本塁打王、
三冠王、そしてノーベル平和賞を受賞したとき、
この目で彼の活躍を見られる事に感謝するだろう」と、
野球面だけではなく、世界平和にも貢献し得ることに、
大きな期待を寄せて記事を締めています。
この記事は野球ファン以外の人々の間でも反響を呼び、
読者から1000近いコメントが寄せられています。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
「日本の勢いが凄過ぎる!」 ノーベル賞受賞者数ランキング120年の推移が話題に